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ヤマザキマザック、スマホ感覚で使える第7世代CNC

メーカー名商品名
ヤマザキマザックCNC装置「MAZATROL」

3Dモデル中心に展開

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ヤマザキマザック(愛知県大口町)は、自社開発のCNC装置「MAZATROL」から、スマホ・タブレット感覚で扱える第7世代を発表した。5軸加工機、複合加工機の各種シリーズに搭載する。10月末開催のJIMTOFを皮切りに発売する予定だ。
 新型装置「MAZATROL SmoothX」は、19インチのマルチタッチパネルを採用したことで操作盤が小型・薄型に。2軸回転位置決めに加えて、画面の拡大・縮小・回転(3D表示)が指先で簡単にできる。
 3Dモデルによる「まったく新しい対話型プログラム」として、ツールパスに触れれば、EIAプログラムの該当箇所へ瞬時に移動する機能を備えている。解析機能を使って、加工仕上面に悪影響を与える可能性がある指令箇所の抽出もできる。 3DCADデータから製品の形状データを直接取得してプログラミングすることも可能。岡田聡技術本部長によると、「穴を一カ所タッチすれば、同じ形状のものを自動的にピックアップできる」という。 工程リストに表示された3Dモデルは入力内容に応じてリアルタイムで更新。加工形状や工程を確認しながら操作することで、入力時のミスや時間短縮を図った。プログラム作成のキー操作を8割削減したことも特徴に上げる。 加工面では、コーナーを滑らかに回ることで不必要な加速減をなくした制御機能を搭載した。インテリジェント(知能化)機能として、ポケット加工時、工具の刃先と素材の接触角度を一定に保つ工具経路を自動的に算出。加工時間を8〜9割縮めるだけでなく、「切削の負荷変動を抑制し、工具の能力をフル活用できる」(岡田技術本部長)とした。
 設備の稼動状況やメンテナンス情報は、オフィスのパソコンで一括管理・分析ができる。各種ソフトウェアを導入することで、測定機、ロボット、ネットワークゲートウェイなどにも接続可能。同社製品以外の機械や装置の稼動状況も確かめられる。
 北山稔営業本部長は「単なるCNC装置ではなく、工場経営のサポートも含めたシステムとして提案していきたい」と語った。