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牧野フライス製作所、ワイヤ放電加工機「UP6」

メーカー名商品名
牧野フライス製作所UP6 H.E.A.T

大型化と高精度化を両立

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 牧野フライス製作所は水加工液仕様のワイヤ放電加工機の新製品「UP6 H.E.A.T」(=写真)をインテックス大阪で4月18日から4日間開催されたインターモールド2018に出品し、開幕初日から発売した。
 既存の「UP3」より前後ストロークを約1.5倍(650×450×320mm)に拡大し、金型の大型化ニーズに対応する。強度設計の最適化と機体温度制御機構により加工精度も向上しており、±2℃の温度環境下であればピッチ精度±1ミクロン、真円度0.75ミクロンの高精度加工が可能になる。精密プレス金型、EVの積層モーターコア向けの順送用金型など要求精度の厳しい加工をターゲットにしており、同社では「水加工液で油仕様と同等以上の精度が出せ、コストやメンテ面でも有利。関西圏では精密プレス金型の加工ニーズが高く、今回展でも引き合い好調」と説明した。
 他の新機能としては、張力発生機構にワイヤ線形に応じたテンションをかけやすいサーボモータを採用したほか、ワイヤの巻き癖をアニール処理で取るジェットレスの自動結線機能も搭載しており、「中空形状、スリット穴、微細穴など既存のウォータージェット方式では難しいクリアランスの小さい下穴へも高い確率で結線できる」とする。販売価格は税別2480万円。年間販売目標は30台。

(2018年5月15日号掲載)