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大東精機、データ管理可能なバンドソー

メーカー名商品名
大東精機特殊鋼向けバンドソーマシン「SGAⅢ430CNC」

超硬鋸刃使用で速度2倍に

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 大東精機(兵庫県尼崎市)は、超硬鋸刃の使用で加工速度を約2倍に上げられる特殊鋼向けバンドソーマシン「SGAⅢ430CNC」の受注を開始した。最大切断能力は、丸鋼、角鋼ともに幅430ミリ。材料を客先の注文に応じた長さに切断して納品するのが一般的な、特殊鋼の販売業界の更新需要を見込む。
 対応材料は▽ステンレス▽ダイス▽ニッケル▽チタン―など。フレームの剛性強化で切断能力を高め、さらにサーボモータの分解能向上で「シビアな切込み速度制御を可能にした」(PR室)。
 材料先端の検出方式に、バーによるメカ式を追加した。「磁石で吊り上げた材料は磁化されて切粉が付着し、レーザセンサでは誤認識する事例があったことから導入した」という。材料後端の確認に赤外線センサを設け、残材長が短くなってもバイスが空づかみすることがない。機械背面には材料のクランプや位置決めを操作するスイッチを設けたことで、搬入作業中に正面へ移動する手間を省いた。
 使い勝手の良さとして、データ管理機能の搭載も特長に挙げる。使用した鋸刃、切断面積、切断個数、材質・サイズなどの履歴をパネルで表示できるほか、USBメモリーによるパソコンでの取り込みも可能にした。
 PR室の担当者は、「エクセルでの集計を想定し、CSV形式で出力できるようにした。加工結果を分析して、コストを販売価格に反映したり、要求される面粗度や切断精度ギリギリまで鋸刃を使い切ったりしたいとの要望が増えているからだ。性能向上と機能追加をしながらも、価格は従来機と同等に抑えたい」という。

 

(2018年6月25日号掲載)