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DMG森精機、都内にデジタル人材の「総本山」

計測、IoT、AIの知識を融合

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 DMG森精機は6月1日、グループの計測、デジタル関連、先端技術開発部門を集約した「東京デジタルイノベーションセンター」(東京都江東区)を開設し、内覧会を開催した。
 1・2階には2D/3D画像やX線CT画像を用いた電子部品実装工程向けデジタル検査装置を開発するサキコーポレーション、3階には高精度高速スケールを手掛けるマグネスケールがオフィスを構え、4階には生産設備の高度な活用を支援するべく野村総合研究所と設立した新会社テクニウム、次世代オペレーションソフトを開発するビー・ユー・ジーDMG森精機、DMG森精機のセンサ・ソフトウェア開発部門、5階にはAI人材を自前で育てる先端技術研究センターを配置した。
 森雅彦社長は「世の中の組み付け公差がタイトになる中で、計測と加工は益々関係が密になる。計測の自動化も進み、画像処理とAIの融合も必須。そうした取り組みを行う人材を国内で集めるには東京が最適だ。このセンターをデジタル技術のエンジニアが集まる総本山にし、知識の融合を導き出したい」と話した。
 昨年7月に発足した先端技術研究センターでは、「AIからIoT、ARまでデジタル技術のすべてを理解し、次代のサービスを創造できるスーパー人材育成にチャレンジする」(松島克守センター長)。研究員は現時点で8人。研修ではすでにメンテをAI解析で効率化するなど、ハイスピードで成長しているという。

(2018年6月25日号掲載)