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高松機械工業、広島で初の個展

新型旋盤など「クルマ」をターゲットに

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 高松機械工業(石川県白山市)は6月7日~8日、広島産業会館でプライベートショーを開催した。今春発売したばかりの2スピンドル2タレット精密旋盤「XWT-10」など8機種を実演・展示。強みである自社製ガンドリーローダーによる高速搬送、メクトロン製マシニングセンタとの工程連携など、需要が高まっている自動化提案も繰り広げた。
 創業70周年記念イベントの一環として開いた。本社工場以外で自社展を開催するのは初めて。今年4月に開設した広島営業所の周知も兼ねており、清水政利所長は「大阪支店の管轄だった中国だけでなく、四国、北九州の一部も担当する。広島県は自動車産業が盛んな地域ながら、当社の知名度はまだまだ低い。ファンになってもらえるように提案を強化する」と話す。
 展示内容はチャックサイズ3~10インチの精密旋盤を中心に構成した。10角タレットを2基搭載した新機種「XWT-10」は、2スピンドルシリーズで最大の外径加工域(320㍉)を確保した特長を強調するために、デフケースの切削加工を実演。左右の主軸を使いながら、端面・外径粗加工から内径仕上げまでの一連の流れを見せた。
 同時期に市場投入した2スピンドル2タレット複合精密旋盤「XYT︱51」では、素材から完成品まで一貫加工できるをアピール。「大径バー材などの重切削に適してる」(サービス課)という。会場では切削・補要工具などの周辺機器メーカー8社も出展した。なかでもファナックは、台車の上に安全柵が不要な協働ロボットを載せることで、夜間にワークを無人搬送させたい工作機械を変えられる提案を展開した。
 高松宗一郎社長は、「西日本のお客様に当社独自で製品を披露する機会がなかったので、大型展示会とは違った感触を得ることができた。今後もこのような形で開催していきたい。今年9月には地元石川県でさらに規模の大きなプライベートショーを開く予定だ」と話していた。

(2018年6月25日号掲載)