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ダイヘン、交直TIGから500A機

メーカー名商品名
ダイヘンWelbee Inverter A500P

板厚12ミリも対応可能に

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 ダイヘン(大阪市淀川区)は、独自開発の溶接制御専用LSIを搭載した交直両用パルスTIG溶接機「Welbee Inverter A500P」をラインナップに加えた。精密な入熱制御によるアルミ極薄板の高品質溶接だけでなく、厚板の高能率溶接にも対応できるようにした。
 最大交流周波数を200Hzから500Hzに拡大。アークの集中性を高めることで、同じ電流でも溶け込み量増加を可能にした。「瞬時に溶融プールを形成することで、仮付け速度やスタート速度を向上させ、アルミ溶接の高能率化を実現する」(溶接機事業部)という。
 定格出力電流は同社従来機比43%増の500A。最大板厚12ミリのアルミ溶接に対応する。連続溶接(使用率100%)が可能な溶接電流が270Aから387Aに拡大し、溶接機の稼働率アップとトーチケーブル延長時の高電流維持を可能にした。
 自動で条件設定する溶接ガイド機能を搭載した。使用方法は、電流径、母材材質、溶接継手形状、母材板厚を設定するだけ。溶接調整を容易にし、作業の効率化を図った。同社製ロボット「アルメガフレンドリーシリーズ」と組み合わせれば、トーチのウィービング動作とパルス条件を同期させるシンクロTIG機能(オプション)にも対応できる。メーカー希望価格は一式154万100円。年間販売目標を500台に設定している。

(2018年6月25日号掲載)