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オーエスジー「Aブランド戦略」発表

イメージ統一、流通網強化へ

 オーエスジー(愛知県豊川市)は、切削工具の製品ブランド戦略を発表した。ブランドイメージのグローバル統一が目的。欧州や中国などの流通網強化も同時に進めていく。
 「Aブランド」として、汎用性のあるベーシックライン、難易度の高い加工に対応するハイスペックラインの2本柱で製品開発を展開する。同社が強みとするドリルやタップなどの穴あけ工具が中心。製品の拡販に向けたプレミアムディーラー制度「A Club」を、中国、欧州、メキシコですでに立ち上げている。
 新製品投入と販売組織の整備から、一部地域で伸び悩んでいた標準品をテコ入れする狙い。「すでに販売組織がしっかりしている」(石川則男社長)日本や米国について、当面制度を適用する考えはないとした。 初期のラインナップは、切削条件の幅広さが特徴の「A−TAP」をはじめ、深穴・大径対応の転造タップ「S︱XPF」、ステンレス用穴付き超硬ドリル「WDO−SUS」など。刃先・ヘッド交換式工具のフェニックスシリーズからも、ターニング荒取り加工が可能なドリル「P5D」などを加えた。
 これらの製品は、10月下旬開催のJIMTOFで発表する予定。全体像として「安心と高能率」(石川社長)を伝える方針で、各種販促ツールにも順次反映させていく。今回の戦略発表と合わせて、100周年に向けた企業姿勢として▽技術力▽対応力▽提案力▽創造力︱からなるブランドタグライン「Shaping your dreams」を発表している。 記者会見で石川社長は、「(タグラインには)お客様一人ひとりの『夢の実現』に向けた、オーエスジーの強い意志を込めた。ご期待に応えるためにも、営業、開発、マーケティングの三位一体で横串活動を展開していく」と語った。