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川崎重工業とABB、世界初の共通インターフェースを開発

協働ロボ、操作系の共通化へ

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 川崎重工業とABBは、世界初となる共同の「協働ロボットオペレーティング・インターフェース」を開発。ドイツ・ミュンヘンで開催されたロボットの国際見本市「Automatica」(6月19~22日)で展示した。
 両社は昨年11月に協働ロボット分野での協業を発表。主に安全対策(リスクアセスメントの共通化と簡素化)、協働ロボットの中でも双腕ロボットのプログラミングやティーチングなど操作に関わるインターフェースの共通化―の2点について活動を進めてきた。
 今回の発表は後者のインターフェース共通化に関わるもの。川崎重工業の双腕ロボ「duAro」とABBの双腕ロボ「Yumi」について、アームの上下左右移動など基本的な動作のティーチングに関わるインターフェースを共通化させた。
 2種のロボットを同一のインターフェースで操作できるようにすることで、現場作業者の学習負担を軽減し、協働ロボの普及拡大を後押しする考え。今後も、直観的でスマホのように操作できるナビゲーションやアイコンを持つユーザーフレンドリーな共通インターフェースの開発を進めるとともに、賛同メーカーの拡大も目指す。
 川崎重工業によると、「協働ロボの操作を共通化させたのは世界初の試み。開発をさらに進化させ、2年後をめどに、より深いティーチングのインターフェースを共通化させたい」という。

(2018年7月10日号掲載)