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松浦機械製作所、本社で個展

5軸加工+マルチパレットシステムに関心

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 松浦機械製作所(松浦勝俊社長)は、福井市の本社で7月4日と5日、プライベートショー「Matsuuraオープンハウス」を開催し、主力5軸加工機シリーズの展示実演などを通じ、同社提案の柱であるパレットチェンジャー(PC)を使った長時間無休5軸加工のメリットを分かりやすく伝えた。
 約30機種を数える同社の工作機械は、その半数以上の機種が5軸加工機。近年の特徴として、5軸加工機の元々オプションであるPCを標準品的に採用するケースがとみに増えているという。特に5軸加工の入門機的位置づけで約2年前に発売以降、「5軸加工を過去から経験されている加工業者さんからも引き合いが多く、台数ベースで約2割を占める主力機の一つに育っている」MX-330は、PC付での納入が6割に達するそう。会場では同社が持つ「連続無人加工のノウハウ」の詳細を伝え、「マルチパレットシステムを使えば毎月600時間稼動できる。昼はオペレーターをつけ難易度の高い加工を、夜は無人で比較的単純な加工を行えばいい。5軸機とマルチPCで、1台で2台分の仕事、それも変種変量対応でこなせる」(セミナーで)などと提案した。

■金属3DP、応用広がる
 他方で、切削と積層造形を組み合わせたハイブリッド型金属3Dプリンター「LUMEX」を展示、同機で制作したワークを多数見せた。最大工作物寸法を600×600×500ミリへ広げた大型タイプは当初、エンジンブロックなどの大物部品の試作をターゲットにしてきたが、「異なる金型を多数個取りで同時に製作する」といった応用利用が国内やフランスの導入ユーザーで広がっているという。「CAM(自社製)の機能も高まり、サポート材の自動加工ができ、その切り離しも容易に行えるようになった。各種金属粉末材料に対応したレシピも充実している」と、システムの進化と可能性の広がりを伝えた。

(2018年7月10日号掲載)