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THE解決展in静岡

人材不足を補う提案目立つ

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 製造現場の様々な悩みを解消する「THE解決展」が、6月20、21日の両日、静岡鐵工所本社にて、多数の工作機械関連メーカーを集めて行われた。多くの現場でも急務とされている自動化、省人化のソリューションが多数提案された。
 測定から箱詰めまでの自動化を提案したのが、THKのロボット「NEXTAGE」と東京精密の測定機「DuraMAX」のコラボレーション展示。ハンドの自動交換で様々なワークに対応、移動も簡単なため、人手が足りないところに人を補充する感覚で使うことができる。
 岡本工作機械製作所からは、平面研削を全自動で行う「MUJIN」が出展された。あらかじめ本体のタッチパネルで加工条件を設定すれば、ボタンひとつを押すだけでワークをチャックにセットして研削、ワークの自動測定と自動補正研削を経て、加工終了後の取り出しはロボットが自動で行う。「自動化やサイクルタイムの短縮はもちろん、研削ノウハウの単純化も実現可能」(同社)。
 ブンリは各種工作機械のクーラントタンクの清掃を低減する超精密ろ過装置を出展。マシニングセンタに設置するタイプの強力マグネットドラムコンベヤ「M10」は、タンクの切り粉溜まりや固着を解消。「稼動後1年経っても清掃やクーラント液を交換しなくて良い」(同社)という。
 OSGは高能率の加工、ランニングタイムの短縮、工具寿命の延長を掲げた「Aブランド」シリーズの工具を出品。幅広いユーザーが使える汎用性の高いエンドミル「AE-VMS」は、加工時の仕上がりを重視。バリを極力抑制でき、加工コストの低減に寄与する。
 静岡鐵工所は、5軸はオーバースペックという現場向けの廉価なマシニングセンタ「DT-30N」から、大物ワークの切削に対応する高剛性縦型マシニングセンタ「B︱7VG」まで、様々な現場に合わせた機種を提案した。またCNCフライス盤「SMV-10」とKUKA製ロボットを組み合わせた、ワークチェンジの自動化も紹介した。

(写真=岡本工作機械製作所の「MUJIN」)

(2018年7月10日号掲載)