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DMG森精機、生産性向上と省エネを両立

省電力セロス搭載機で展開

 DMG森精機(森雅彦社長)はこのほど、工作機械の環境性能を追求した省電力機能を開発、新型オペレーティングシステム「CELOS(セロス)」搭載機から順次展開し、生産性向上と省エネの両立をアピールする。
 インバータを活用し、加工負荷に応じてクーラント吐出量を調整する機能や、待機系統の動力をしゃ断する機能をはじめ、最新の低消費電力の高効率機器を採用。主軸の回転・停止やクーラントの吐出・停止などを制御するMコードの最適化により、サイクルタイムを短縮し、消費電力量を削減する。また、主軸加減速時間に応じて、位置決め速度を自動調整し、最適な加減速制御を行う独自の主軸・サーボ加減速制御や、ATC(自動工具交換)時間短縮、固定サイクルの動作時間短縮等の省電力機能も独自に開発した。
 さらに、新オペレーションシステム「セロス」の画面では、動力しゃ断時間、NC非運転時間、加工時間の納入時からの合計時間と割合をはじめ、項目を消費電力量やCO2排出量に置き換えて見ることができるなど、省電力効果の設定と効果の「見える化」を実現。こうした省電力機能に加え各機能を高速化したことで、セロス搭載機は、15年以上使用されている買い替え時期の機械(同社1997年製旋盤)と比べ、年間約45%の消費電力量を削減するという。