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シチズンマシナリー、LFV搭載全7機種に

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シチズンマシナリーCNC自動旋盤「Cincom D25」

振動で切り屑を細断

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 シチズンマシナリー(中島圭一社長)は、2017年春に発売したCNC自動旋盤「Cincom D25」において、LFV(低周波振動切削)技術搭載機種を8月から発売した。これにより、LFV技術搭載機種は全7機種に拡がった。
 LFV技術はシチズン独自の制御技術により、サーボ軸を切削方向に振動挙動させ、切削中に刃物があたらない「空振り」する時間を設けることで切りくずを分断させる加工技術。これにより、小径深穴加工の効率向上や、切りくずが長くなりやすい難削材旋削加工においても切りくずが細かく切断できるなど様々な課題を解決できる。
 13年からLFV搭載機種の発売を開始。ユーザーの好評を集め、16年にLFV搭載が可能になった主力機種「Cincom L20」では現在、国内出荷機の半数以上がLFV技術搭載機種になった。
 今回、LFV技術搭載が可能になったD25は、最大加工径が25ミリ。くし刃刃物台に斜め穴加工が可能なB軸を搭載したほか、同時5軸制御により複雑な形状の加工を可能にする。特に複雑加工においては、切りくずに関連する課題の解決がより重要になるため、LFV技術の搭載が期待されていた。同社では、「今後も主力製品を中心にLFV技術搭載機種の拡大を継続する」としている。

(2018年8月10日号掲載)