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ソディック、金属3DPのエントリー機を開発

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ソディック金属3Dプリンタ「LPM325」

造形と基準面加工に機能を限定

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 ソディック(古川健一社長)は、金属3Dプリンタのエントリーモデル「LPM325」(=写真)を開発した。11月から発売予定で、JIMTOF2018にも出展する。標準価格は税抜3700万円から。年間目標販売愛数は50台。
 ソディックでは14年10月にハイエンドモデルの精密金属3Dプリンタ「OPM250L」(税別5000万円~)を発売。金属粉末を溶融凝固させる精密金属3D造形から仕上げの切削加工までを完全自動で行う、業界初の「ワンストップ・ソリューション」を実現した。
 今回開発したエントリーモデルの「LPM325」では仕上げまでのフル加工ではなく、金属3D造形と二次加工用の基準面だけを加工する機能に限定した。最大造形物寸法はOPM250Lと同等の幅250×奥行250×高さ250mm。最大積載質量は120kg。
 同社によると「一般的なデスクトップ型3DPの造形寸法より大きく、さらに基準面の加工までできるので、仕上げ加工の段取りがラク。既存のマシニングセンタなどを活用しやすい上、価格的にも導入しやすい」という。
 コンパクトな基準面加工装置を搭載することで、機電および周辺機器を一体構造とし省スペース化(機械寸法1630×2530×2020ミリ)を実現。機械据付期間の短縮と簡略化も可能にした。
 造形室内の容積を大幅縮小することにも成功しており、さらにレーザー加工時に発生するヒューム回収方法を最適化することで、高品質での造形速度向上を実現した。また、造形室内での粉末処理の作業改善のために粉末吸引装置を標準搭載。オプション対応では、造形中に扉を開けなくても粉末処理できるグローブドア仕様のほか、粉末自動供給装置と粉末自動供給自動排出装置の2種類を選択できるようにした。

(2018年8月10日号掲載)