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OKK、重切削向け立・横MC

メーカー名商品名
OKK立形マシニングセンタ(MC)2機種、横形MC

クラス最大の主軸トルク

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 OKK(井関博文社長)は航空機部品や自動車関連の金型、鉄道・建設機械関連などの重切削市場向けに、立形マシニングセンタ(MC)2機種「VM660R」「同940R」と、横形MC「MCH5000R」を開発。10月から本格的な販売活動を開始し、「削りのOKK」のブランド力の一段の向上を図る。
 加工分野では、航空機部品を中心にチタンやインコネル等の難削材が増加。また、自動車関連の金型や鉄道・建設機械関連の鉄系一般部品加工でも、「低速での重切削性能の要求が高まっている」(同社)という。今回、製品化した立・横MCは、主軸駆動部に3段ギヤを採用したことで、主軸の高トルク化(最大トルク1678Nm=VM660R/940R、同1251Nm=MCH5000R)を実現し、低速での重切削に威力を発揮する。また、主軸軸受けには内径φ100mm(MCH5000R)/φ120mm(VM660R/940R)の組合せアンギュラベアリングを導入、主軸剛性を高め、主軸トルクを最大限に引き出す。
 各軸の案内面には角形すべり案内を採用し、高剛性な機械本体としたほか、振動減衰性能を高め、切削性能および加工面品位、工具寿命を向上したという。また、ボールねじサポートには送り剛性の高いダブルアンカ方式を採用、大径ボールねじと合わせサーボ剛性を高くしている。このほか、(1)高精度対応=ボールねじ中空冷却とソフトスケールⅢ(OKK独自補正機能)を標準装備、熱変位を抑制し加工精度を向上する(2)環境対応=主軸に3段ギヤ駆動を採用、ビルトイン主軸に比べて約40%の電源容量を低減。LED照明灯を標準装備︱などが特長。
 価格は、「VM660R」が2550万円、「同940R」が3790万円で、両機種で年間36台を生産。「MCH5000R」は、4270万円で、年間24台を生産する。  なお、JIMTOFには、「VM660R」と「MCH5000R」を出品する。
(画像=MCH5000R)