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DMG森精機、横形MCの第2世代

メーカー名商品名
DMG森精機「NHX4000」「同5000」

主軸信頼性を向上、肉厚ベッドで剛性も

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 DMG森精機(森雅彦社長)はこのほど、高精度・高速横形マシニングセンタ(MC)の第2世代モデル「NHX4000」と「同5000」を発売した。
 新機種は、丸みのある新外観デザインとタッチパネル操作による新オペレーティングシステム「CELOS(セロス)」を搭載し主軸の信頼性を向上するとともに、肉厚ベッドの採用により剛性を高め、機械の基本構造を強化。「高速性と高精度を高いレベルで実現した」(同社)という。
 価格は「NHX4000」が2580万円で月産25台、「同5000」は2900万円で月産12台の予定。
 自動車、産業機器、航空宇宙産業向けに営業活動を展開する。生産は伊賀事業所に加え、北米工場でも行う計画で、同社では「世界最適地生産により、納期短縮だけでなく物流費削減や為替によるリスク分散も図る」としている。
 主軸は最高回転速度毎分1万5000回転と高速化したのに加え、最大トルクも250Nmと加工能力を向上。主軸駆動には、高速加工から重切削まで広範囲にフルパワーを引き出す高効率のDDS(ダイレクト・ドライブ・スピンドル)モータを採用し、鋼材からアルミニウムなどの非鉄金属の加工まで対応する。
 最大加速度は全軸1G、早送り速度は全軸毎分96㍍(オプション)と従来機比で60%アップしたという。高速割り出しが可能なリング形状の工具マガジンは、最大40本の工具を収納。マガジン形状はリング式に加えて、オプションでチェーン式、ラック式の3種類を用意。また、パレットの高速・高精度割り出しを実現するDDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)をB軸に搭載。自動車産業などで使用されている専用機の代替が可能としている。
 肉厚で高剛性なベッド構造により、3点支持構造での据付を可能としたことで、「機械の水平調整が容易に行え、据付時間を大幅に短縮。地盤形状や経年変化の影響も最小限に抑える」(同社)という。
 また、マグネスケール社製のABS磁気式リニアスケールを搭載。高精度な位置決めを効果的に実現するダイレクトスケールフィードバックを全軸に標準で装備。安定した加工精度を維持する。

最大ブースに、32台を展示・実演
 DMG森精機は10月30日から開催される「JIMTOF2014」には、出展企業中最大となる2340平方㍍のブースを確保し、同機等の新製品9台を含む計32台の最新工作機械を展示。ほほ全ての機械でデモ加工を行う。また、「切削ドリームコンテスト」の応募作品も披露する。