News

ソリッドワークス・ジャパン、「SOLIDWORKS 2015」国内販売

メーカー名商品名
ソリッドワークス・ジャパンSOLIDWORKS(ソリッドワークス)

232の新機能 新分野開拓に意欲

 ソリッドワークス・ジャパン(鍛治屋清二社長)は、ミッドレンジCADとして世界を牽引する「SOLIDWORKS(ソリッドワークス)」の最新バージョン「同2015」を、11月4日から国内販売する。
 新バージョンはユーザーの要望を反映させ、232に及ぶ新機能を追加した。そのなかで幅広く評価されそうなのが、ファイルサイズの大幅低減を実現する機能。平均5割、サイズ容量を低減できるといい、サイズ圧縮時間なども不要。ユーザーサイドからみれば、ディスク増設を抑えつつ、迅速な情報共有などに活かせる。
 さらにスピーディな設計開発と意思決定に貢献すべく、形状作成手順を減らす機能や、作業プロセスの最適化機能などを設けた。また製造コスト分析機能の範疇を広げ、これまでの機械加工や板金などに加え鋳造、溶接、3Dプリントなどの製造方法においてもコスト計算が行える。
 「建設・建築向け」と「3Dプリンター」向けの新機能を追加したことも特筆点だ。
 BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)のサポート強化や、ウインドウズ8.1との組み合わせにより、設計データをダイレクトに3Dプリンターへ出力する機能がそうで、これらにより新市場開拓を睨む。

MBD―3次元単独図の流通睨む
 新製品として「SOLIDWORKS MBD」も同時期発売する。MBDは図形モデルに製品情報(PMI)を付加できるもので、3次元CAD図にPMIや加工指示をすべて記したうえ、製造の各プレイヤーに全情報や必要なものだけを表示してモノづくりの一元化を図る。「10数年前から取り組んできたが、最近関心が急に高まっている」として商品化した。表記方法などは自動車や電子産業の分野で規格化されているが「それに追従した仕様ではないが、既存規格に準拠できる」という。ライセンス価格で45万円から。
 鍛治屋社長によると「ソリッドワークスはモノづくりの共通言語として全世界250万人が使用する。去る9月開催の全日本学生フォーミュラ大会でも、上位入賞6大学中、5校がソリッドワークスで設計、残る一校も(関連会社の)ダッソーシステムズのキャティアで設計していた」という。同社ではこの強みを広げることに意欲的で、学生に対するアピールをはじめ、各種新機能・新製品をテコにした業種展開と、マーケットの拡大を本格的に図る。