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シチズンマシナリーミヤノが新自動盤

メーカー名商品名
シチズンマシナリーミヤノマルチステーションマシニングセルMC20Ⅳ型

「4つの加工エリア」1台の機械に

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 JIMTOFに向けて新製品を連射中のシチズンマシナリーミヤノ(中島圭一社長)が、常識を超える新・自動盤「マルチステーションマシニングセルMC20Ⅳ型」を開発したと発表した。JIMTOFで披露(参考出品)する。発売時期は未定。
 一台の自動旋盤のなかに複合旋盤機能を持つ加工ステーションを計4カ所設置した構造。同3カ所タイプを既に開発・販売しているが、さらに機能を高め、4カ所の加工エリアを最適配分して多品種加工を行う。  イメージ的には4つの加工プログラムが1台の機械のなかで動き、さらに、これらのプログラムを上位の制御機能で統括、最適かつ柔軟に連動化させる。ポイントとなるこの上位の制御機能について同社は詳細を明らかにしていないが、国内CNCメーカーと共同開発したものだそうだ。
 この結果、被削材は、4つの加工ステーションを順次流れて完成することもあれば、3つの加工エリアを流れて加工完了させつつ、残る一つの加工エリアで全く別の個別量産加工を行なうといったことも可能になる。「複数のプログラムを順次稼動させる技術は既にあるが、同時に複数が動くことがこの機械のミソ」だそう。同社が近年テーマに上げてきた「個の量産」の考えに沿って、マシンは自在かつ柔軟に複数の「多品種連続生産」をこなす。同社のある幹部は「世の中に無い機械コンセプト。喩えれば、あらゆる工場を空間を超えてつなげ同時並行的に最適加工を行うという、ドイツが目指すインダストリー4・0の世界をマシンの中に構築した形だ」と胸を張っていた。
 チャックサイズ4インチ、最大加工長60mm。最終的な調整を経て、およそ3500万円(税別・参考価格)で売り出す考え。