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ソディック、3軸リニア駆動の細穴加工機

メーカー名商品名
ソディック3軸リニアモータ駆動超高速細穴加工機

難削材も超高速、高品位に

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 ソディック(古川健一社長)は3軸リニアモータ駆動超高速細穴加工機の新製品「K6HL」を2019年から発売する。最新の放電制御技術を用いてドリルでは加工が困難な細くて深い穴を高速加工でき、難削材でも高品位な穴を加工できる。標準価格は1500万円から。年間生産目標は30台。9月10日からシカゴで開催される「IMTS2018(シカゴ国際工作機械見本市)」で初披露する。
 自社開発・製造のリニアモータ駆動により高加速で俊敏な駆動を実現。「LK2」電源による高速処理とソディックモーションコントローラ(K−SMC)による最適なサーボ制御とのマッチングにより優れた穴加工を可能にする。「LK2」電源は、高速無電解回路を搭載し、鉄やアルミに加えて難加工材料(チタン合金、ニッケル合金)などでも高品位な穴加工を高速で行える。
 加工中の電極貫通を自動検知できる「貫通穴検知機能」や、単一形状の電極で楕円や長方形など様々な形状の穴を加工できる「ローラン機能」も備えた。これらの機能は航空宇宙・エネルギー産業でニーズが大きいタービンブレードのディフューザ(扇形状)穴加工に活用できる。
 また、ソディック独自の自動電極供給装置(AEF)を標準搭載。消耗した電極を自動回収してAEFにストックした電極を自動供給することで、加工を一時中断せず、長時間連続穴加工の無人自動運転化を可能にした。オプションとして自動電極交換装置(ATC、最大18本)や下ガイド自動交換装置(LGC、8種類)も用意しており、AEFとの組み合わせで無人自動運転のバリエーションを広げられる。
 テーブル寸法は幅750ミリ×奥行750ミリ。各軸移動距離はX600×Y600×Z500ミリ。最大加工物寸法は幅740×奥行740×高さ400ミリ。

(2018年9月10日号掲載)