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ヤマザキマザック、同時5軸に歯車加工機能

メーカー名商品名
ヤマザキマザックINTEGREX AGシリーズ

機内計測から補正追加工へ

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 ヤマザキマザックは同時5軸複合加工機にスカイビングなどの歯車加工機能を融合させた「INTEGREX AGシリーズ」を開発した。複数の専用機で対応していた歯切り、旋削、マシニングの各種加工に加え、機内計測や補正追加工も可能にした。
 汎用機による歯車加工の工程集約のニーズが高まっていることを受けて製品化した。中小型歯車用(最大ワーク寸法直径658ミリ/販売価格税別7600万円)、大型歯車用(1450ミリ/1億6250万円)の計2機種を展開する。米国国際製造技術展「IMTS2018」で披露し、9月10日から販売を開始した。シリーズで年間50台の販売を見込む。
 歯車加工機能として▽スカイビング▽ギアミリング▽ホブ▽バリ取り―が可能。CNC装置「マザトロールSmoothX」搭載の対話式プログラミング機能を活用することで、歯車諸元の計算などの専門知識、CAD/CAMを不要にした。
 「図面に記されている諸元や、送り速度などの条件をグラフィカルなガイダンスを見ながら設計するだけで、簡単かつ短時間で加工プログラムを作成できる」とした。
 歯車の機内計測もCNC装置で操作。歯車の位相や歯面を計測した後、段取り替えなしで補正追加工ができるだけでなく、ほかの加工部位との位相も合わせられるという。
 オプションのレニショー製スキャニングプローブを搭載することで形状が複雑な歯面の測定が可能に。歯面上のうねりや傾斜を検出した結果を生かし、クラウニングやレリービングなどの補正追加工できる。

(2018年9月25日号掲載)