オヤジの喜怒哀愁

2018年10月25日号

女心と秋の空

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 女心と秋の空―。オヤジがコラムにのっけからこう書くとセクハラと言われかねない生きづらいご時世ではあるが、そんな変わりやすい天気が続いている。
 女心とはそれほどまでに変わりやすいのか。恋心のことを言っているのだろうが、家人を見ている限り、今まで機嫌がよかったのにアッという間に土砂降りになるという解釈なら合点がいく。もとい。本稿のテーマは女心ではなく秋空のほうである。
 外仕事に従事していると、雨の日にはきょうは中止だなと思う。晴耕雨読。溜まっている事務仕事を片付けようかなどと考える。そういえばこんな感覚は昔あった。野球だ。野球は雨の日は試合が中止になる。「きょうは中止だな」というのは若い頃野球をやっていたあの時の感覚と同じなのだ。
 スポーツには種類がいろいろある。野球同様、屋外で行われるスポーツはどうしても天気に左右される。試合が中止にならないまでも晴れている時と雨が降っている時、風が吹いている時ではコンディションが大きく異なる。ゴルフでは、こうした条件をいかに正確に捉えてプレーできるかということが求められていて、その日の天候が競技のひとつの条件付けになっている。ゴルフ、野球、サッカー、ラグビー、陸上などの屋外スポーツは風がどちらから吹いているか、地面は乾いているか、雨で濡れているかということを計算に入れてプレーする必要がある。

天気には勝てない
 他方、体育館などで行われる室内競技は雨風の影響を受けない。「きょうは中止だな」という世界はないのだ。エアコンが入っていれば、季節に関係なく温度や湿度も一定に保たれている。前にバドミントンの国際大会でエアコンの風の強さが試合の勝敗を左右したのではないかと問題になったことがあったが、それほどまでに外の天候条件は遮断されているということでもある。バスケットボール、バレーボール、卓球、各種の格闘技などがそうだ。
 スポーツがプロ化、商業化している今の時代、天気次第ということではスポンサーは困るだろう。野球場に屋根がついたり、テレビで野球中継が減ったりしているのは野球が天気に左右されるスポーツだということと無縁ではない。
 だが、どうなのだろう。女心が秋の空とすれば、室内アスリートよりも屋外アスリート経験者の男性の方が空模様の変化に対して寛容(従順?)なのではなかろうか。ご参考まで。