News

オークマ、加工3割時短する横形MC

メーカー名商品名
オークマ横形マシニングセンタ「MB−5000HⅡ」

高速から重切削まで対応

22185

 オークマは、加工サイクルタイムを約3割短縮する横形マシニングセンタ「MB−5000HⅡ」を開発した。パレットの最大積載寸法は直径800×1000ミリ(質量500キログラム)。立体式APCに対応する。標準価格は税抜3380万円。量産・中小物部品向けの機種として、年間300台の販売を目指す。
 自動車産業に代表される量産加工分野で「主流となってきている」加工取代を最小にしたアルミ鋳物の軽切削・高速加工を想定した。強力・断続加工、省人化・無人化ニーズにも対応できる受け皿の広さを売りにする。すべてのユニットを刷新。最大加速度を従来機比25%増の1Gまで早め、サイクルタイムの短縮化を図った。
 工具交換時間を0.9秒まで短縮した高速ATC搭載。マガジン最遠ポッドの工具準備時間は5・1秒まで縮めた。
 鋼材の強力加工が可能な新主軸(40番・50番)に、直径90mmのころ軸受、最大トルク302N・mの強力モータを採用した。エンドミルによる重切削では「毎分704立方cm(S45C)を実現する」という。工具サイズ50番仕様をラインナップし、大径サイドカッターやロングボーリングなどの深穴・突き出し加工を可能にした。
 長時間安定した無人運転を可能にするために、切粉処理、知能化、AI機械診断などの技術を盛り込んだ点も特徴に上げる。「最小のスペースでクラス最高レベルの面積生産性」もポイント。従来機に比べて、フロアスペースを10%削減、面積生産を20%向上した。

(2018年10月25日号掲載)