News

中村留、本社で初の自社展

機内ローダー内蔵機も紹介

22205

 中村留精密工業(石川県白山市)は10月13日までの3日間、本社で初となる自社展「NAKAMURA-TOMEオープンハウス2018」を開き、機械ユーザーら792人が訪れた。「個別に工場見学に来ていただくお客様の7~8割が当社機の購入につながっている」(同社営業業務部)ことを受け、また来月のJIMTOFへ出展する機種も揃ったことで同展開催に至ったという。
 最主力機と位置づけたのはLMガイド仕様の小型複合加工機「SC−100」(チャックサイズ6インチ)。左右2主軸や加工後のワーク運搬装置などを付けた4つの仕様を用意し、オプションで多関節ロボットを後づけできることも実演して見せた。同社は「このサイズの複合加工機でY軸とミーリング機能を同時にもつものは当社ではなかった。幅広い加工に向く」と言う。
 2年前のJIMTOFで披露した2タレット・2主軸機「WY−150」には機械内部にサーボ制御の小型ローダーを内蔵させた。「外づけのローダーだと上部に1500ミリほど余分に空間が要り、ロボットでは機械前のスペースとティーチングが必要になる。機内コンパクトローダーを搭載してほしいという多くの要望に応えた」とし、機内ローダーは他機にも展開する予定という。
 このほかAIを使って機内の熱影響を自ら解析し普段使いで寸法変異をゼロに近づける「NTサーモナビゲーター」や、センサーでなくサーボモーターのトルクによる「ビビリ検知機能」など今後多くの機種で標準搭載予定の新ソフトも紹介した。

(2018年10月25日号掲載)