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静岡鐵工所プライベート展

使い易さ意識したラインナップ

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 静岡鐵工所(野賀美作社長)は10月5日、静岡市内の本社工場において自社展を開催、同社の主力機種がズラリと並べられた。
 定番のニータイプCNCフライス盤「SV−WN」や、幅広角形すべりガイドと箱型コラム、ベッドで高い安定性を実現した立形マシニングセンタ「B−7VG」など、いずれも手動での操作を可能とした丸ハンドルが付いており、NC機の正確さと手動機の使いやすさを併せ持った機種の展示が目を引いた。
 同社営業部の鈴木康之部長は「高齢化しつつあるモノづくり現場において、最新の機種、機能を使いこなすのは難しい、という声も多く、弊社はそういったニーズにもしっかり応えたい。熟練者から初心者まで使いやすい機械を提案していきたい」と話す。実際に同社のフライス盤は高専などといった教育機関にも納められており、入門機としての引き合いも少なくない。
 ひときわ来場客の衆目を集めていたのが、同社の小型マシニングセンタ「DT−30N」とKUKA製ロボットのコラボ展示。DT−30Nは設置面積1平方mの省スペース機。テーパシャンクS20T、ブルスタットS20R−1のツールホルダを8本収容可能な、ダイレクトチェンジ式ATCを搭載。長時間の連続加工を可能としている。これにKUKA製ロボットの設置スペースを加えても2平方m程度で収まる。
 展示を手掛けたインフィニティソリューションズの小山田聡社長は、「切削したワークをロボットがピックし、バリ取りまでを完全に自動化できる。省スペースなので導入しやすい」とメリットを説いた。

(2018年10月25日号掲載)