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ナガセインテグレックス、JIMTOF出展機説明会開催

「常識捨てた」研削盤など5機種

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 ナガセインテグレックスは9月28日、VIPディーラーと報道関係者向けにJIMTOF出展機説明会を開催した。全国から100人以上が出席。実機の先行披露を兼ねた工場見学も実施した。
 小型超精密平面研削盤の新たなスタンダードマシンとして冒頭に紹介した「SGi−520αS4−Zero3」は、小型サイズの超精密パーツ向け。毎分60mの左右送り速度で加工時間を短縮し、重切削による粗加工にも対応する。担当者はガウディやダ・ヴィンチを引き合いに出し、「従来機の常識を捨てたまったく新しい構造体」「圧倒的な強度を確保した上で無駄を削ぎ落とした」と力説した。
 両頭研削盤「NSF‐440WS」では、チャッキングせずに置くだけで精密加工ができる手軽さを強調した。上下の砥石でワークを挟み、2面同時に加工するというもの。砥石にかかる圧力を検知し、切込み量と合わせて制御。ワークの歪みを修正しながら、「常に最高の条件での加工を実現する」という。
 定圧定量制御で当て込みも不要なことから「ワークの交換を多関節ロボット(オプション)で自動化すれば、大幅に省人化できる」として、工場見学でもその組み合わせを披露した。
 多数個取りや中型ワークに最適なロータリー研削盤、新JIS1級の歯車研削加工を狙える立形機、中~大面積の自由曲面に対応するサブナノ制御微細加工機など、「開発陣が燃えに燃えて」(長瀬幸泰社長)製品化した新機種の見どころを解説した。
 長瀬社長は「切り口は生産性向上と自動化・省人化。熟練者以外でも容易に扱える、ノイズを排除する、機上計測を加工結果に反映するといったことは数十年ずっと変わらないポリシーの延長線上にある。従来の加工プロセスを根底から覆し、サグラダファミリアと同じ驚き、理想的な機械をぜひご覧いただきたい」と挨拶した。

(2018年10月25日号掲載)