オヤジの喜怒哀愁

2014年11月10日号

スポーツ占い

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 高校野球にタイブレーク制が導入される方向という。延長の特定の回から例えば1死満塁など点の入りやすい状況設定でその回をスタートして早期決着を図ろうという新ルールだ。野球の元になったクリケットもやたらと時間がかかるらしいが、忙しい世の中にあって時間の読めないスポーツはどうも肩身が狭いようだ。 普段あまり考えたこともなかったが、スポーツのゲーム性について少し考えてみた。サッカーやバスケットボール、ラグビーなどには一定の試合時間が決められており、それが終了した時点で勝っているほうが勝ちになる。他方、野球やゴルフには一定のゲーム時間というものはなく、その代わり一定のイニング、ホール数が決まっていて、それが終了した時点のスコアで勝敗が決まる。バレーボールやテニスにも制限時間はなく、何ポイント先取したほうがそのゲームなり、セットなりとるというルールになっている。陸上や水泳などは時間そのものを競うスポーツといえる。  時間のほかに例えば「天気」という条件も考えられる。屋外スポーツはどうしても天気に左右される。ゴルフでは、こうした条件をいかに正確に捉えてプレーできるかということが求められていて、その日の天候が競技のひとつの条件付けになっている。ゴルフほどではないにせよ野球、サッカー、ラグビー、陸上などのスポーツも風や地面の状況を計算に入れてプレーする必要がある。
 室内競技は雨風の影響を受けない。少し前にバドミントンの国際大会でエアコンの風の強さが試合の勝敗を左右したのではないかと問題になったことがあったが、それほどまでに外の天候条件は遮断されているということでもある。バスケットボール、バレーボール、各種の格闘技などがそうだ。
 ところでいま、試合時間が決まっているか、そうでないか、屋外か室内か、という条件でスポーツを4つの種類に分けてみると、スポーツの性格のようなものが表れてくる。その昔、合コンの定番ネタに血液型診断というのがあったけれど、どんなスポーツをやっているかを聞いて、時間の概念や天気の影響からその人の性格を占うというのはひとつの有力なネタになりそうな気がするのだが、オヤジになってめっきり合コンの機会もないので、ここから先の研究、臨床は後進に譲りたい。