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アマダ、「EuroBLECH」でMM賞を受賞

世界初の高品位ビーム技術を開発

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 アマダ(磯部任社長)はドイツ・ハノーバーで10月下旬に開催された世界最大級の板金加工業界の見本市「EuroBLECH 2018」に出展。出品機のファイバーレーザマシン「VENTIS−3015AJ」で、MM賞を受賞した。MM賞はドイツで最も権威のある製造業界誌「MM MaschinenMarkt」が先進的、革新的な出展製品に対して表彰するもの。
 「VENTIS−3015AJ」にアマダが世界で初めて搭載した「軌跡ビームコントロール(LBC)テクノロジー」が高い評価を受けた。LBCテクノロジーとは金属の材質、板厚に応じて最適な軌跡となるようレーザ光を制御することで、レーザ切断のカーフ幅(切断幅)を自由自在にコントロールできる革新的なビーム成形技術。特殊なコリメーションレンズと2枚のミラーを高速で振動させるユニットにより成り立つ。加工する材質、板厚に応じて、高速、高品位といった加工ニーズを自在に組み合わせることができる。世界最高レベルの高輝度4kWファイバーレーザ発振器も併せて開発。LBC テクノロジーを板金切断機に世界で初めて活用した新商品を来年5月に発売予定。
 ステンレス、アルミの中厚板N2無酸化切断においては、従来比2倍以上の高速切断に加え、加工コストを半減できる。切断時に熱で溶けた物質が素材の下部に付着する「ドロス」を限りなくゼロに近づけられるほか、軟鋼厚板の酸素切断では大幅なベベル(テーパ)の低減を実現するなど、ファイバーレーザーの課題だった加工品質向上を実現した。

 (2018年11月10日号掲載)