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三井精機工業、リードタイム大幅短縮

精密ねじ研削盤を発表

 三井精機工業(奥田哲司社長)は、JIMTOF2018で、新開発の精密ねじ研削盤「GSH200A」を発表した。ロングセラー機「GSE︱A」シリーズを27年ぶりにフルモデルチェンジ。「精度を倍に高めて、生産性を倍にする」を狙いに開発された同機種は、加工面、ねじ溝形状ともに従来機を超える加工精度で、JISの最高精度C0級を「余裕でクリアする」という。
 主軸回転数は最大で毎分200回転と従来の2倍に設定し、1パスあたりの加工時間を半減。テーブルの早送り速度は毎分10㍍(従来の4倍)で片側研削時の戻り時間を短縮。さらに普通砥石に加えCBN砥石を使用可能とし、徹底的にリードタイムの短縮を追求した。「CBN砥石は砥石寿命も長く、高能率の加工が出来るので量産品の加工に最適」(奥田社長)。
 ねじの有効径を自動計測・補正可能なシステムや自動位相合わせ、砥石軸内蔵AEセンサー、内蔵型砥石バランス装置、砥石交換装置など段取り替えの手間を省くオプションも用意。「面倒な砥石の交換など、段取り替えの改善はユーザーの要望を最大限に反映した」(奥田社長)という。
 今後は更新需要を見込むとともに「最近はラックEPSなど、クルマのステアリング関連部品の加工にもねじ研のニーズが高まっており、そちらにも積極的にセールスしたい」(奥田社長)と語った。