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ダイヘン、デジタル式遮光面開発

メーカー名商品名
ダイヘンデジタル式自動遮光面「MSK−D100」

アーク光に1/2万秒で反応

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 ダイヘン(大阪市淀川区)は、溶接時のアーク光に2万分の1秒で反応するデジタル式自動遮光面「MSK−D100」を10月から市場投入した。周辺機器の品揃え強化と若年層にも好まれる溶接スタイルの提案を展開する。
 高感度センサを4カ所搭載し、あらゆる姿勢からアーク光を検出する。手持ち遮光面が使えないTIG溶接を始め、薄板を多く使用する自動車溶接、屋外で溶接する建築・橋梁・鉄骨業界向けに能力を発揮する。 アーク溶接、プラズマ切断、仮付け、グラインダ掛けなどの作業内容に応じてモードを4種類用意。中でもX‐modeは、「光センサに直接アーク光が当たりにくい状況で使える」(企画部)という。
 広い視野を確保するために、液晶面積を97×60mmに設計。最適なモードに切り替えることで作業性を向上させた。 メーカー希望価格は一式8万円。多機能なデジタル式に対して、ボリュームで遮光濃度と感度調整を調節できるアナログ式(MSK−A100/5万2500円)では直感的な操作と分かりやすい点をアピールする。
 企画部の担当者は、「日本の溶接現場は手持ち面が主流。反対に欧米では自動遮光面が一般的に使われている。溶接機のデモ活動と合わせて国内市場に浸透を図っていきたい」としている。