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THKとミズノ、人型ロボット用空調ウェア

メーカー名商品名
THKとミズノエアリージャケット

「エアリージャケット」共同開発

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 THKとミズノは、THKのヒューマノイド型サービスロボット「SEED-Noid」用の空調ウェア「エアリージャケット」を共同開発、10月7日に記者発表会を行った。
 ヒューマノイド型ロボットは複雑な動きが要求されるため、多数の小型モーターを使用しており、発生する熱量も大きい。高温状態となったモーターは故障や出力低下の原因となるため、モーターの出力を落とすか一定時間、作業を止める必要がある。実際、「SEED︱Noidも出力を7割程度に抑えている」(THK産業機器統括本部・永塚正樹シニアクリエイティブプロデューサー)という。
 そこでスポーツウェアの技術を、近年では作業用の空調ウェアにも活用しているミズノと協業。「人間用の空調ウェアをロボットに着せて、使えそうだと判断した」(ミズノ開発ソーシング部・中島雅利部長)。
 人間とは異なる軸構成を持つロボットの動きを邪魔せず、効率よく給排気できるよう設計。実際に「エアリージャケット」を着た「SEED-Noid」を40分フル稼動させた場合、ウェア内の平均空冷効果は2・2度、腕部で4・3度だった。
 今後については「エアリージャケットの技術を活用して、サービスロボットの適用分野を拡大していきたい」(THK・永塚氏)と語った。

(2018年11月25日号掲載)