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日東工器、アタックフェア50周年

大阪で大規模個展

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 日東工器(小形明誠社長)は、例年各地で開催する自社の展示商談会「アタックフェア」が、その前身の展示会から数え50周年になることを記念し、今年、「50周年記念アタックフェア」を各地で開催している。11月21日と22日には、大阪市鶴見区の「ハナミズキホール」で今年最大規模の同フェアを実施。目標を上回る成約と約1000人の集客を記録した。
 「関西一円101社の地域商社に賛同いただき、これだけの思い切った大規模個展を実現することができた」と同社の遠藤之元西部ブロック長(=写真)。「売れ筋商品をPRするだけでなく、ふだん展示しない特徴のある商品や、開発中の商品も見てもらい、お客様の感想を開発に活かすイベントともした」と続けた。
 迅速流体継手(カプラ)、機械工具、リニア駆動ポンプ関連、ドア・クローザーと主力製品分野ごとに分けて展示。参考出品として、カプラでは設計を大幅に見直し、現行品を大きくスリム化して逆に流量をアップさせた開発品や、マルチカプラの新開発機種などを展示した。機械工具コーナーでは、商品化未定という新発想・部分特化型の縦型超スリムタイプの面取り機を展示すると同時に、「やりたくない作業、面倒な作業、時間のかかる作業を教えて欲しい」と、同社開発メンバーが隠れた顧客ニーズの掬い取りを行った。
 工具関連メーカーの個展としては珍しい協賛出品もあった。電動ドライバーの稼働率を収集し分析する為のシステム(パトライト社)を通じたミニIoT提案や、作業者にピッキング指示を出して間違いをなくし、作業効率を上げるシステム(アイオイシステム社)がそう。これらを通じプラスアルファの提案につなげた。「前向きに取り組んだ結果、多面的に結果を出せたと思う。これまでのアタックフェアより濃い内容になった」と、前出の遠藤・西部ブロック長。

(2018年12月10日号掲載)