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牧野フライス精機、コンパクトな工具研削盤

メーカー名商品名
牧野フライス精機CNC工具研削盤「SG10」

非研削時間を大幅に削減

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 牧野フライス精機(清水大介社長)は高精密CNC工具研削盤の新製品「SG10」をJIMTOFに出品(=写真)。会期初日の11月1日に発売した。税抜価格は3500万円。
 最も需要ボリュームが大きい小径から中径の工具(φ1~3ミリ)に加工対象を絞ることで、機械本体の省スペース化を実現した。同社製ワンチャッキング加工機の中で最小クラスの設置面積(幅1600×奥行2450×高さ2100ミリ)を実現。「対象工具径が最大25ミリのAGE30を4台置くスペースに、SG10なら6台置ける」(同社)。
 自動化装置の進化で非加工時間が大幅短縮できるのもポイント。自動ワーク交換装置「LVBローダ」では、アーム等の駆動部品の軽量化により各動作を高速化した。さらに交換動作を見直し、ワーク交換時間の大幅短縮を可能にしている。収納可能な工具の本数はφ3〜4ミリで520本と、従来機(AGE30、同120本)より大幅に増えた。
 また、最大3セットの砥石を交換できる砥石・研削液ノズル交換装置「AWC3−T」を採用。砥石の有無をセンサで砥石交換ごとに確認するため安全性も向上した。
 機械本体構造は、直線軸にスケールフィードバックを標準搭載した。回転軸にはダイレクトドライブモータを採用し、正確な位置決めと高い割出精度を実現する。最大主軸回転速度は毎分1万5000回転で、小径砥石使用時でも十分な回転数を確保した。

(2018年12月10日号掲載)