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三菱日立ツール、等高線+テーパ工具の新加工法

メーカー名商品名
三菱日立ツールボールエンドミル「EB4HR−ATH」

リブ溝加工直彫り、高品位に

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 三菱日立ツール(増田照彦社長)は高精度リブ溝加工用テーパーボールエンドミル「EB4HR−ATH」をJIMTOFで披露し、11月20日に発売した。
 プラスチック金型におけるリブ溝直彫り加工の高効率化を狙った製品。細くて深いリブ溝は放電加工で製作されるケースが多かったが、次工程の磨き工程を最小化するため、直彫り加工への置き換えニーズが高かった。
 一方、直彫り加工ではリブ溝が深くなるにつれて首下長の短いものから長いものへ交換しながら加工しなければならず、工具交換時に加工段差ができる問題があった。
 新製品ではこうした課題を解決するべく、等高線加工とテーパエンドミルを組み合わせた新加工方法を提案する。従来のボール刃は点で当たって加工するので段差を十分に取りきれなかったが、新製品では外周テーパ刃が等高線加工時に何度も作用するので、工具交換時の加工段差を簡単に除去できる。「荒加工から仕上げ加工まで、良好なリブ溝加工を実現する」(同社)。2段逃げ面形状+強ねじれ形状の効果でビビリ振動を抑制して面品位を向上できるほか、ATHコーティング採用により高硬度鋼の切削加工に良好な性能を発揮する。φ0.6~1.2ミリまでの全108アイテム展開。価格(税別)は、1万2800円~1万7200円。

(2018年12月10日号掲載)