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ヤマザキマザック、出力4kWのDDL機

裏焼け防ぐ、段取り容易に

 ヤマザキマザックはダイレクトダイオードレーザ採用の3次元レーザ加工機「FG‐220 DDL」の国内販売を開始した。ワーク対応サイズは丸パイプで直径20~220ミリ。海外では、2018年10月に独で開かれた国際板金加工見本市「EuroBLECH2018」の出展を皮切りに先行販売していた。
 FABRI GEARシリーズは、建設現場や産業機器の筐体などに使われる長尺鋼材向けの製品。発信器出力4キロワットの新機種は、薄板・中板の切断速度を上げ、高反射材の容易な切断を可能にした。薄板(厚さ6ミリ)の加工速度は、CO2レーザと比較して、軟鋼で約20%、ステンレスで約70%向上した。
 ダイレクトダイオードレーザの高速・省エネ加工に加えて、鋼材の裏焼けを防止するパワーコントロール機能を搭載した。軸送りの低速領域で発生するパイプ内部の溶け込みも、レーザ出力の自動変更で防止する。レーザ焦点のずれを防ぐオートキャリブレーション機能を採用。常に均一な切断面を得られるという。
 段取り時間の削減として、倣い調整などの規定動作プログラムの簡単設定が可能に。オプションのチェーン式コンベアは、素材の積載本数増加が売り。1回の段取りで長時間の連続運転ができる。販売価格は税別1億9250万円。年間10台の販売を目指す。

(写真=自社展示会「JIMTOF2018アンコールフェア」で国内初披露した)

(2019年1月1日号掲載)