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ダイヘン、中部テクニカルセンターを開設

溶接・ロボ実験スペース4倍

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 ダイヘンは、愛知県長久手市にロボット・溶接機の営業サービス拠点「中部テクニカルセンター」を開設した。延床面積は約2000平方m。実験スペースを4倍に拡大し、ハンドリングなどの溶接前後工程の自動化も提案する。
 大手ユーザーが集積する中部地区の営業・サービス力強化が目的。名古屋市千種区から移転した。12月13日の開所式で森本慶樹取締役は「中部のお客様に評価されることが、世界に認められることにつながる」と挨拶し、重要な国・地域に同様の拠点を順次設置していく考えを示した。
 同社拠点の中で国内最大規模となる、溶接機16台、ロボット14台を設置した。スパッタ発生量を大幅に抑える溶接システム「シンクロフィード」、溶接時間を最大80%削減できる厚板向けシステム「D‐Arc」など、ブースごとに最新の機種と工法が見られる構成とした。ポジショナーとの相性、ピッキングなどの動作も確認できる。
 マクロ試験室も設けた。溶接断面を腐食液で処理し、「溶け込み具合や内部欠陥をその場で確かめられる」(金子健太郎FAロボット事業部長)という。2.5倍に拡大した多目的(教室)スペースに小型ロボットを配備。ユーザーが採用した同じ機種で保守講習を実施する。
 デモ・実験以外に倉庫機能も強化し、最短3日で修理対応する。森本取締役は「形は整った。あとは魂を入れ込むだけ。意見、要望を着実に実現していく」と話していた。

(2019年1月1日号掲載)