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大日金属工業、シャフト加工に特化した精密NC旋盤

メーカー名商品名
大日金属工業精密NC旋盤「SMART TURN SS75」

往復台が干渉しない通過型

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 大日金属工業は、シャフト加工に特化した精密NC旋盤「SMART TURN SS75」を開発した。ベッド上の振り750ミリ、センタ間距離1000~4000ミリに設計。本体価格を約3000万円に抑え、11月下旬に岐阜事業所で内覧会を開催したところ「反応は上々だった」(栗田実社長)という。
 切削工具を移動させる往復台(振り=520ミリ)が、心押台や固定振れ止めに干渉しない「通過型」と呼ぶ3条ベッドを採用した。ワークを反転させる手間を省くことで、両端ネジ切りもワンチャッキングで対応する。荒取り、ネジ切りなど、シャフト加工で使用頻度の多いパターンをボタン一つで呼び出すガイダンス機能を標準装備している。
 センタ間距離1000ミリ以上の中型機で3条ベッドを採用するのは初めて。2条ベッドタイプの「DLシリーズ」と部品を一部共有することで、価格を抑えた。
 栗田社長は「大型機でも同様の加工はできるが、『(価格が)高くて手が出しにくい』『オーバースペックなのでもっと小さいのがほしい』といった声に応えた」と話す。
 オプションを充実させて、価格に幅を持たせた。チャックカバー、表示灯、油圧式心押軸、チップコンベア、前・後側カバーなどがそう。熟練した技術が必要とされる芯出しや固定振れ止めについて、ボタン一つで開閉できる自動装置も用意した。
 「型番のSSには『スーパー』『シャフト』の意味を込めた。シャフトに特化した機種として、商談展示会でのアピールにも力を入れていきたい」(栗田社長)

(2019年1月1日号掲載)