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山善、バイヤー招き都内で商談会

小型扇など今春発売の家電を一堂に

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 山善の家庭機器事業部(中山尚律事業部長)は12月7日までの4日間、主に春商戦を睨んで開発した同社ブランドの家電・照明・健康・AV機器などを集めた恒例の「山善オリジナル家電総合商談会」を都内の大田区産業プラザで開いた。流通業など97社から305人が来場した。
 おおむね3月発売予定の新製品を中心に多数の協力メーカーと提案した。とりわけ国内販売数でトップを誇る扇風機と年々販売数を伸ばしているサーキュレーターは多くの機種を並べた。同社の入部康久副事業部長は「2018年が猛暑だったので来場者の関心は高く、デザイン性の高いものや高機能・小型製品を売っていきたい。扇風機・サーキュレーターは来年度販売250万台を目指す」と意気込む。16枚羽根DCモーター、上下+左右の立体首振り、フルリモコンなど仕様のリビング扇のほか、デスクファンや鞄に収まるカラフルな製品で構成するハンディー扇風機「FUWARI」シリーズ、風量・運転音を他社品と比べられるコーナーを設けてアピールした。
 家事家電では64のレシピを付けご飯も炊ける、同社として初のマイコン式電気圧力鍋や厚い具材でも手軽に作れるホットサンドメーカー、1℃刻みで温度調節できる電気ケトルなど多様なオリジナル家電商品を特設DKルームにまるごと並べ、調理実演を交えて紹介した。

 AV機器では立ち上げから15年目を迎えたQriomブランドのロゴをリニューアル。新ロゴを採り入れた手回しラジオには長期保管型コンデンサー充電池を採用し、長期間充電しないとバッテリーが故障して使えなくなる問題を払拭。「先の北海道地震で使えないことがわかった手回しラジオが多数あった。本品ならいざという時に使えるので、すでに1万台以上の予約をいただけた」(同)と言う。
 このほか近年災害が相次いだことを受け、普段は玄関照明として使えいざという時に懐中電灯になる小型照明や手をかざすと点灯・消灯する多目的灯、防水リュックを採用した防災セットなどでも注目を集めていた。

(写真=15年目を迎えたQriomブランドの長期保管型コンデンサー充電池採用の手回しラジオ)

(2019年1月1日号掲載)