LONG TWEET

今号(1月25日号)より

この1月は、スタッフが手分けして産業界の新年賀詞交歓会を足しげく30~40会場ほど回り、各業界の重鎮らから抱負などの聞き取りをした。その内容を1月25日号の大型企画記事にした。タイトルは「産業界―マインドと展望」。

華やかな飾りつけが混じる新年会会場は、どこもめでたいムードにつつまれ、そこでの挨拶はやはりというか「一定の配慮をし」、辛らつな表現や、厳しい意見は極力控えられる傾向にある。

それでも近年は、新年(度)の市場予測値を発表したり、業界の課題や対策、あるいは税制要望などの詳細をとりまとめて公表したりと、聞き落とせない内容が過去と比較し、相対的に多く出るようになったように思う。アルコールの入ったグラスを片手に、団体代表者らから本音を引き出せる場合もある。

大量消費社会のなかにあって、人の話も次から次に消費されがちだが、半年経って、あるいは一年以上経って、こうした新年会における挨拶や将来に向けた抱負を振り返ると、結構面白い。言葉と現実の間のギャップに何があったか、我々にとってはいろいろと取材ネタもでてくる。