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国盛化学、ケーブルチェーン拡充へ

メーカー名商品名
国盛化学ケーブルチェーン「サイルベア」シリーズ

年内に多関節ロボ用発売

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 国盛化学は、旺盛な自動化需要の獲得に向けてケーブルチェーン「サイルベア」シリーズのラインナップを拡大する。年内に三次元方向対応のフレックスタイプ(=写真左)を市場投入。産業用ロボットメーカーやシステムインテグレータへの提案を強化する。
 信号線やエアー線などを保護するサイルベアは、連続一体成形による継ぎ目のないリンクレス構造が特徴。摺動部分を少なくすることで、走行時の騒音値を39dB(稼動速度=毎秒1m)に抑えた。低振動に加えて、発塵が少ないことから直交ロボットのほか、クリーンルーム内のケーブル案内装置にも採用実績がある。
 年内発売予定のフレックスタイプは、同社従来品で難しかったZ方向の動きに対応。内部の背骨部分に複合連続成形品を使用することで、多軸仕様装置や多関節ロボットの動きを邪魔しない滑らかな屈曲を可能にした。オプション部材による継ぎ足しも可能という。
 企画開発部の稲山勇作部長は、「ひねり、ねじりに対応する日本製のケーブルチェーンは少なく、展示会での反響も大きい。納期と価格で海外メーカーとの差別化を図っていく」と話す。
 ケーブル故障による設備停止対策としてそのほかにも、横揺れに強い高剛性タイプ「サイルベアタフ」、軽量で駆動部への負荷が少ない「サイルベアライト」などを製品化している。サイルベアライトについて、稲山部長は「日系の海外工場で実績が出始めている。ポリプロピレン製(そのほかの製品は特殊ナイロン製)の安価なタイプとして、今年から提案活動を本格化させ、軌道に乗せていきたい」としている。

(2019年1月25日号掲載)