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三菱電機メカトロフェア、放電とレーザー加工の自動化提案

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 三菱電機は1月24日、25日に恒例のプライベートショー「東日本メカトロニクスフェア」を東日本メカトロソリューションセンター(さいたま市)で開催。放電加工機、レーザー加工機等を一堂に展示し、両日で約500人が来場した。
 今回展で同社が強く推したのが、昨年のJIMTOFで披露した今年発売予定の新型ファイバー二次元レーザー加工機。リモートサービスによる稼動監視・予防保全はもちろん、加工機内の独自センサが最適な加工条件に調整するAIアシストで安定した連続加工を実現した。
 さらに高い変換効率を誇る新型ファイバーレーザー発振器は、ランニングコストの低減にも寄与。同社の加工機を10台以上導入している現場では、1カ月あたりの電気代が数十万円以上削減されるというケースも紹介された。
 同時に提案されたのがファイバーレーザー加工機の自動化システム。同社は加工後の搬出や仕分け、後処理、加工機調整時間などのダウンタイムに着目。加工後の作業を自動化することで、生産性の向上と省人化を提案する。「2012年の自動化システム装着率は4割程度だったが、昨年は6割を超えるユーザーが導入している」(同社)という。
 また形彫放電加工機「EA8PS」と自動化システム「EDCHANGE SLIM」を組み合わせた展示にも注目が集まった。「EDCHANGE SLIM」は横幅820㍉と狭小スペースに対応しながら、最大容量モデルは150本の電極と22個のワークパレットが交換可能で、長時間の連続自動運転に実現する。最大200ミリ・30キロ(治具含む)までのワークに対応し、小型から中型ワークの加工に適している。電極・ワーク衝突防止センサを装備しており、間違ったマガジンに電極やワークを置いてしまっても、ロボットの衝突を防止するなど、安全対策も充実させた。
 豊富なラインナップを持つ同社の放電加工機だが、「EV化で需要が増しているモータコアや、5Gスマートフォン向けに、水加工液仕様で生産性の高いMPシリーズが多くの受注を頂いている」という。

(2019年2月10日号掲載)