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三菱重工工作機械、自社展に450人

大型機でも「手仕上げレスに近い」金型加工

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 三菱重工工作機械(岩崎啓一郎社長)は2月7、8の両日、滋賀県栗東市の本社工場で恒例のプライベートショー「マシンツールフェア」を開いた。ショールームに設置する精密加工機やワーク、工場で組み立て中の大型機などを披露し、ユーザーや流通関係者ら約450人が訪れた。
 アフターJIMTOFと位置づけるこのフェアでは、昨秋のJIMTOF出展機を中心に紹介。ショールームでは小型精密加工機「μV1」やひと回り大きい「μV5」に接触式3次元測定機を併設し、ツールパスの方向を変えても加工表面が±2ミクロンに抑えられることをワークとともに展示。「精密金型の加工ニーズの高まりとともに問合せが増えきたのを実感している」(同社の谷崎幸司・販売戦略グループ長)と言う。
 工場内には組立中の門形5面加工機「MVR・Ex」と高精度加工向け「同Fx」が計6台並んでいた。冷却機構を組み込んでメカ的な熱変位を極力減らしたのが両機の特長で、Exで荒加工してFxで仕上げた幅2㍍ほどのバンパー金型も並び、「手仕上げレスに近いところまできている」。
 スーパースカイビングカッターと呼ぶ3段重ねの立体的な刃物を用いるスーパースカイビング盤「MSS300」はもともとの内歯加工に加え、昨年12月から外歯加工を開発・テスト中であることを明かした。「新JIS7級の加工精度は確認済み。内歯と外歯加工を1チャッキングで行うことも検討している」と言う。

(2019年2月25日号掲載)