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DMG森精機、大径長尺対応4軸旋盤

メーカー名商品名
DMG森精機4軸複合加工機「NZX4000」

ミーリングは「MCに匹敵」

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 DMG森精機は10月20日、大径長尺ワーク対応の4軸複合加工機「NZX4000」を発売した。第1刃物台にミーリング機能を搭載。最大で直径660ミリ、長さ3000ミリを加工する。
 航空機のジェットエンジン用シャフトや船舶用クランクシャフトの重切削加工を想定して製品化した。機械剛性を高めるために、曲げやねじれに強い台形ベッドに加えて、全軸に幅を従来機比1.5倍に拡大させた擦動面案内を採用した。
 主軸はベルトレス駆動のモータ一体型構造。第1刃物台(取付本数12本)の全ステーションに回転工具を装着できるほか、旋削用の第2刃物台(8本)との同時使用で加工時間の短縮を可能にした。機内ステップは、ツールホルダや切削工具を着脱しやすいように取り外せる構造になっている。
 第1刃物台は、11/7・5キロワットモータをタレット内部に組み込む構造にすることで、発熱や振動を最小限に抑えた。ミーリング加工では「大型4軸旋盤でありながら、マシニングセンタに匹敵する加工能力と精度を発揮する」(高山直士専務取締役)という。 ラインナップとして、第1刃物台を旋削専用にしたL仕様、キー溝加工が可能なY軸(ストローク±70mm)搭載のY仕様、ATC対応のロングボーリングバー仕様などがある。ニッケルなどの難削材が使われる油井管加工仕様では、▽フロントチャック▽リアチャック▽ワークストッパ▽心出しチャック‐を用意し、需要拡大が予想される石油・エネルギー産業向けの加工をサポートする考えだ。
 定価は税抜5500万円。伊賀工場で年間25台を生産する。