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安田工業、3Dデータから高精度造形

CAMレス切削、樹脂加工で

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 設計・製造ソリューション展、機械要素技術展、次世代3Dプリンタ展など7展で構成される「日本ものづくりワールド2019」が2月6日から3日間、東京ビッグサイトで開催され、3日間合計で6万6049人が来場した。
 初開催の次世代3Dプリンタ展で、安田工業は3Dトランスレーター「Labonos(ラボノス) LDR200」を披露し、開幕初日から発売を開始した。使い方は一般的な3Dプリンタとほぼ同じ。3D設計データを用いて、誰でも簡単に造形物が手に入る。造形手法は粉末積層ではなく切削だが、最も技能が必要なCAM生成を自動で行えるので専門知識が要らない。タッチパネルの操作でサポートの設定もでき、素材や工具に張り付けたQRコードを読み込むことで操作ミスも防げる。
 対象ワークサイズは200ミリ角まで。加工精度は誤差10ミクロン程度と高く、一般家電の部品や医療系などの試作での活用が期待されている。同社によると「素材は現時点では樹脂4種のみに対応しているが、今後ニーズに合わせて追加していく。手持ちの機械はバージョンアップにより材料種の追加に対応可能」という。価格は、購入から5年間分の保守料込みの3500万円程度。

(2019年2月25日号掲載)