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ダイキン工業、ビル用マルチエアコン「VRV X」シリーズ

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ダイキン工業ビル用マルチエアコン「VRV X」シリーズ

ZEB実現する、新制御技術

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 ダイキン工業(十河政則社長兼CEO)は、年間運転効率を大幅に向上したビル用マルチエアコン「VRV X」シリーズ全18機種(22.4kW~118.0kW)を2015年3月2日より発売する。
 新製品は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「省エネルギー革新技術開発事業」において検証した技術が開発ベースにあり、「建物全体のエネルギー消費を正味ゼロにするネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の実現を推進する」(同社)という。
 同社が実際に空調機の年間使用状況を調べた結果、真夏や真冬の負荷が非常に高いなかでの運転時間は短く、運転時間の約90%が、機器の定格能力の50%以下で運転されていることがわかった。
 「VRV X」シリーズではこうした低負荷時の大幅な高効率化を実現するために、運転効率を大幅に向上した「新型スクロール圧縮機」と、必要な負荷をリアルタイムに把握して冷やしすぎや暖めすぎを低減する「全自動省エネ冷媒制御」を採用した。待機電力を従来比15%削減でき、年間のトータル消費電力量を従来比約20%削減する。
 また、新形状プロペラファンの搭載により熱交換効率を向上し、高温時での能力低下を抑える。さらに外気温度にかかわらず安定して電気部品を冷却できる独自の冷媒冷却回路を搭載し、冷房運転可能な外気温の上限を従来機の43℃から50℃まで拡大した。ヒートアイランド化している都市圏や熱のこもりやすい狭いスペースなどの過酷な設置状況でも、安定した連続運転を実現できる。配管接続の自由度も高め、多様な設置状況に対応可能。