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OKK、伊丹で中部・西日本PS

工具との相乗効果で性能PR

 OKKは2月21日から2日間、猪名川製造所(兵庫県伊丹市)で「中部・西日本プライベートショー」を開催した。金型加工に対応する立形マシニングセンタの新機種「V53α」を中心に5機種展示。切削工具メーカーとのコラボレーションによる加工提案が目立った。
 立形MCの主力機種「VM53R」では、切削送り毎分3200ミリによる直径16ミリのリーマ加工を実演した。面粗さ(Ra)は0.29ミクロン。スタッフは「さらに送りなどの条件を上げても、面粗さは変わらない。面粗さをもっと良くすることもできる」と自信を見せた。
 5軸制御立形MC「VC―X500」で実演したのはアルミのタップ加工。エムーゲ・フランケン社のパンチタップを使用し、1穴0・4秒(カタログ参考値)で立て続けに削った。穴底で半回転させて引き抜くように加工する。エムーゲの担当者は「一瞬で開く、段違いのスピード」と説明していた。
 新機種のV53αは直径12ミリの刃先交換式エンドミルを使用。S53Cを被削材に、金型の彫り込みをイメージして加工した。「お見せしたかったのは、早く、細かく送れるということ。工具刃先振動を抑えたことで、加工時の『スジ』を極力なくした」(OKK)という。
 JIMTOF2018で披露した既設の工作機械と連動できるロボットシステムは、自動化・省力化メニューの一つとして映像で紹介した。宮島義嗣社長は、「中小企業のお客様も導入しやすいシステム、自動化に向けて段階的に継続的に取り組める方法として提案していく。ロボットシステムは3DCADでデモのようにお見せすることができるが、実機展示も準備していきたい」と話していた。

(2019年3月10日号掲載)