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サンドビック、全国3カ所で販売店総会

東西新体制、数と質の改善へ

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 サンドビック(コロマントカンパニー)は、2月中旬から下旬にかけて全国3カ所で販売店組織「コロマント会」の総会を開催した。東西に営業統括本部を設け、訪問件数増加と質の改善によるコミュニケーション強化に取り組む方針などを発表した。
 専務執行役の山本雅広カンパニーバイスプレジデントは、2018年の業績が09年比で80%向上したプラス要因に、機械搭載案件の増加と流通ビジネスが好調な点を挙げた。「良い結果で終えることができたが、業務サービスはまだ満足いただけるレベルになっていないので改善を続けていく。19年の市場は順調に推移するものと期待している」と話した。
 今年1月に実施した価格改定について、日本から海外に進出する顧客が増えていることから、サンドビックが各国で展開している価格との標準化を図ったと説明した。ソリッド工具、旋削材種など、四半期ごとに設定している注力製品についても、サンドビックのグローバル展開と足並みを揃えて展開するという。
 新製品として、今年3月に発売予定のチタン合金製ミリングカッターを紹介した。グループ会社のメタルパウダー技術を活用した金属積層造形品で、鋼製に比べて3分の1に軽量化。「3Dプリンタで作成した世界初のチタン合金製工具」とアピールした。
 総会の後半は、サンドビックのデジタル戦略について、技術製品開発部の河田洋一部長が講演した。センサ内蔵工具による加工状況の可視化、引き加工や歯切り加工などに最適なツールパスを導き出すNCプログラム作成サポートソフトなどの利点について語った。

(2019年3月10日号掲載)