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牧野フライス精機、新本社工場完成

年間180台の生産能力

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 牧野フライス精機(清水大介社長)の新本社工場が完成した。新本社工場は3つの棟で構成され、サイト1は2016年3月に、サイト2は17年9月に、そしてサイト3がこの3月5日に竣工した。敷地面積は6059平方mで、総工費は25億円。
 同社の主力であるCNC工具研削盤「AGE30」は重量が重く、クレーンなどが必要なため旧工場では生産スペースが限られていた。また増築の繰り返しでモノの整流化が難しいなどの問題があった。それらを解決し、生産体制を強化するために15年より建て替えを進めていた。
 新工場は5トン以上の超重量に対応したクレーンを全ての生産スペースに設置したことにより、機械の重量に関係なく組立・設置が可能になった。またパーツ供給センターを新設することでモノの整流化を図り、生産能力は年間180台、旧工場対比36%増を実現した。今後も組立、搬送などの自動化を推進し、最終同75%増を目指すという。清水社長は「測定装置など工具研削の前後工程に対応した製品の拡充や、インドやASEAN市場の開拓を進める。生産能力75%増では足りなくなる日も来るかもしれない」と意気込む。
 また工場内にソリューションセンターを新設した。テスト加工や研究などを行うという。

(2019年3月25日号掲載)