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三菱電機、ワイヤ放電加工機新機種

大型部品・金型加工に最適

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 三菱電機はワイヤ放電加工機MVシリーズの新機種「MV4800S」、「MV4800R」を4月17日に発売した。
 2014年に発売したワイヤ放電加工機「MV4800」を改良、同社独自の技術「サーマルバスター」(熱変位抑制技術)の標準搭載により、加工時における機械本体の熱変位を抑制し、高精度加工を実現。高板厚材料加工時の自動結線動作の改良などにより、複数金型の連続加工性能を向上させた。
 加工時の電圧を安定化することで、1回当たりの部品加工速度を従来機に比べ20%向上、3回加工のトータル加工速度は最大66%向上させた。加工中の板厚検出機能の改善により、材料の厚さや事前設定したノズルの高さに依存しない形状精度の向上も実現する。
 また同社制御装置「D−CUBE」の加工条件検索項目に加工回数を追加する機能を加え、加工条件の検索時間を最大30%削減。19インチ大画面タッチスクリーンの採用により、段取りから加工までの操作数を最大40%削減した。
 「重電・航空機部品や、プラスチック成形品等の金型加工に最適。加工速度の向上や高板厚材料の加工寸法の安定性向上、長時間の連続自動運転に対応し、加工精度と生産性アップに貢献できる」(同社)。

(2019年4月25日号掲載)