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ワルター、ボーリングに縦置き適用

メーカー名商品名
ワルター特殊ボーリング工具

車部品向け高送り提案

23405

 ワルターは、チップを縦置きに配置した特殊ボーリング工具を開発した。「とくに高い要求を持つ自動車産業の顧客に対応する」製品として、荒加工から仕上げまで単純化し、高い送り条件で加工時間を短縮する。
 ミーリング工具で採用されていた縦置きシステムを適用した。チップを径方向に配置する従来工具とは異なり「大きなフルート部は必要ない」という。独自のチップブレーカー形状の組み合わせで、表面品質の向上を図った。逃げ面形状の工夫で有効逃げ角を小さくし、ビビリを抑えたのも特長に挙げている。
 四角形状のチップは任意の角度に設定できる。72度と90度は2番切れ刃がワイパー刃としても機能し、さらにビビリを抑えて静かな加工を可能にした。直径24mmから3枚刃仕様を取り揃える。
 タービンハウジング、ミッションケース、シリンダーボアなどの加工に最適とする。被削材は、鋳鉄、クロムニッケル鋼、アルミなどを想定して開発した。「とくに2~7mmの大きな取り代の加工に適している」という。

(2019年4月25日号掲載)