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松浦機械、5軸受注が7割に

18枚パレット5軸MCを初披露

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 松浦機械製作所は4月17、18の両日、高速加工や自動化に貢献する加工機を紹介する恒例の「マツウライノベーションフェア」を福井市の本社・工場で開催し、機械ユーザーや販売担当者ら262人が訪れた。5軸マシニングセンタ(MC)を中心に金属3Dプリンターなども展示した。
 初披露となった上位機種の5軸立形MC「MAM72-70V PC18」は、18枚(6枚×3段)のAPC(自動パレット交換装置)をもつ。最大ワーク質量は500キロと従来の63Vより150キロ増やし、パレット管理画面の操作性も高めた。オプションのパレットは近年人気で、「本シリーズの受注の半分は多面パレット仕様になると見込んでいる」と言う。今夏には1段のみの6枚仕様機を発売するほか、来年2月からは稼働・油圧タンク・クーラントなどの状態が可視化できるソフトを組み込み、効率よく安全に月600時間稼働につなげる予定。
 5軸加工入門機と位置づけるMXシリーズは最大ワーク径330、520、850ミリの3機種を用意。「ここ数年はまずサイズの小さい機種を使い、その後大きい機種を購入されるリピート客が増えている。一般的な加工に使われるようになってきた」と話す。金属3Dプリンター「LUMEX Avance−25」は、治具不要でブリスクやノズルを多数個取りできることを実際に積層造形して見せた。
 同社は近年5軸MCの普及に力を入れており、1~3月の受注台数に占める5軸機は従来より1割ほど多い約7割を占めたという。

(2019年5月15日号掲載)