News

三菱電機、ワイヤ放電加工機新機種

メーカー名商品名
三菱電機ワイヤ放電加工機「MX900」

高精度加工と連続自動運転を両立

23557

 三菱電機は、高精度の金型加工を実現する油加工液仕様ワイヤ放電加工機「MX900」を5月16日に発売した。
 高推力シャフトリニアモーターと超高剛性リニアガイドを組み合わせた高精度駆動システムの採用で、加工時の微小な軸振動を低減した。土台には従来比約50%高重量の高剛性鋳物を採用することで、歪みや経年劣化などによる機械変位を最小限に抑制し、リニアガイド取り付け面の高精度研削加工と、独自の組み付け技術により「サブミクロンの機械真直度を実現した」。
 機械本体から加工電源などの熱源を分離し、同社の制御技術「サーマルバスター」を搭載することで機械本体の熱変位を抑制し、48時間を超えるような長時間の連続加工を可能にした。またX軸300ミリ、Y軸300ミリの軸移動により、「小型精密電子部品から中型自動車用のモーターコア用の金型まで、一台で多様な高精度加工ができる」。
 加えてワイヤ電極を油加工液中で自動結線する「インテリジェントAT」の搭載で、自動結線動作が向上、複数金型の連続加工を可能としている。
 標準価格は税抜き4000万円。2019年度は30台の販売を見込む。

(2019年5月25日号掲載)